今回は、ダイビングインストラクター開発・IDC中の「水面で意識のないダイバー」という課題のリアルな練習風景をお届けします。

ダイビングインストラクターを目指す人であれば、レスキューダイバーコース、ダイブマスターコースで一度は習得しているのですが・・緊急事態にならない限り通常のダイビングで使わないスキルです。そのため、どうしても手順など忘れがちになっています。

IDCでは、徹底的にスキルの細かい部分も習得していきます!

PADIコースディレクター松谷勇馬

インストラクターになるとお客様に教えることになるので、手を抜かず教え方のコツまで伝授します!そのためには、まずは自身のスキルから!

山﨑光美

この記事を書いたスタッフ

  • PADIダイビングインストラクター
  • 各種スペシャルティインストラクター
  • 看護師
  • 潜水士
YUMA

この記事の監修者

  • PADIコースディレクター

PADI最高ランクのインストラクター。日本最南端のダイビング講習専門スクールMOANAダイビングカレッジ石垣島を運営しながらインストラクター開発に力を入れてます。

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    IDCのレスキュースキルは真剣そのもの!

    いざという時に役立つレスキュースキル。ダイビングインストラクターであれば常にスキルアップデートを意識しておきたい所ですが、日頃から意識していないと忘れてしまうものです。

    IDCでは、あらためて復習していきます。手順のおさらいからスタートし、正しいスキルを確認していきます。なぜそうするのか?(根拠)をしっかり理解していることが大切です。

    • 自身のポジショニング
    • 気道確保は正確か
    • 吹き込みは最適か

    このような細かい部分まで見ていきます。

    YUMA

    自分が教える立場になったとき不明点がないように、IDC中に解決しておきましょう!

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    どれくらい練習が必要?

    これは候補生がどれだけダイブマスターコースで教えてもらったかによります。IDC参加前の基本的な考え方としては、「DMコースまでの内容は全て理解&できる」前提です。できて当たり前なのですが、やはりほとんどの候補生が忘れている等で、できません。これは練習や復習する機会もなかったりで仕方のないことです。

    何も考えなくても自信を持ってできるようになるまで繰り返し練習しましょう!

    コースディレクターのYUMAが丁寧に指導してくれますが、自主練習もとっても大事です。指導を受けるための体制を整えてIDCに臨めるといいですね。

    2024年12月のIDCでは、候補生が朝早くから自主練習に取り組んでいる日もありました。素晴らしい姿勢ですね!今回は3人の候補生がいたので、お互いに事故者役・救助者役ができたことも良かった点です。

    2024年IDCレスキュー「水面で意識のないダイバー」
    TERUMI

    私も今回のIDCに参加させてもらいました。改めてみると、気づくことが沢山ありますね!自分の知識やスキルを見直すいい機会になりました。

    練習の成果は必ず実る!

    候補生の練習風景を見ていると、確実にスキルアップしていくことがわかります。スキル習得に向けて全力で取り組んだ努力の証ですね!

    レスキュースキルはレスキューダイバーコースでも習得しますが、インストラクターになると今度は教える立場になるので必要不可欠です。現場に出てしまうとスキルを学べる機会が少ないです。ぜひ、IDCでしっかり学び、しっかり教えられるインストラクターになってもらえたらなと思います。

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