PADIインストラクター開発コース(IDC)とは、PADIコースディレクターが主体となり開催されるインストラクター開発コース(以下:IDC)の事です。IDCはPADIアシスタント・インストラクター(AI)コースと、PADIオープン・ウォーター・スクーバ・インストラクター(OWSI)プログラムの2つから構成されています。
eラーニングによる予習が完全に行われている場合に限り、AIコース(最低3日間)とOWSIプログラム(最低3日間)を連続して組み合わせたものがIDC(6日間)となります。
MOANA石垣島では、1日余裕を持ち7日間で開催をしております。
PADIインストラクター開発コース(IDC)の参加前条件
項目 | 参加前条件 |
---|---|
年齢 | 18歳以上 |
認定レベル | PADIダイブマスター、または他の指導団体でリーダシップ・レベルとして認定されていること。 |
経験値 | ・ログ記載の経験本数が60本以上 ・ナイト・ダイビング、ディープ・ダイビング、アンダーウォーター・ナビゲーションの経験を証明するログ |
経験年月 | 認定ダイバーになって6ヶ月以上 |
備考 | ・24ヶ月以内にEFR一次および二次ケア・コースまたは参加受入資格を満たす他のトレーニングを修了 ・ダイビングに適した健康体であると医師が署名し、健康状態に変化はないことが記された過去12ヶ月以内のダイバーメディカル |
PADIインストラクター開発コース(IDC)の内容
今までのライセンスコースは「学ぶ生徒側」でしたが、インストラクターは「教える側」となります。PADI規準をベースとした安全管理はもちろんのこと、PADIインストラクターとして伝える技術を学んでいきます。
ダイビングインストラクターとしての視点を持って、インストラクターならどうするか?を常に考えながら参加しましょう。
IDCの内容はクラスルームでのプレゼンテーション、限定水域、海洋(オープンウォーター)、レスキューワークショップ、体験ダイビングや継続教育のワークショップなど内容の濃いものとなっております。
筆記テストや候補生による学科プレゼンテーションを実施。他にも限定水域・海洋のシュミレーションも実施致します。
実際の講習に向け、生徒役とインストラクター役に分かれプレゼンテーションを実施いたします。
アドバンスコースや体験ダイビングなど、インストラクターとしてどのように活動するべきなのかも含めたワークショップを実施致します。
2つのスキルを同時にプレゼンテーションします。コントロールと安全管理に重点を置き実施致します。
レスキューやダイブマスターコースで学んだスキルを磨き上げます。レスキュースキルはIEでは試験科目となっておりますので、正しい手順を再確認していきます。
ダイビング24スキルは、わかりやすく、かつ簡単に見えなければいけません。ダイブマスターコースで学んだスキルを再確認します。こちらも5つIEの試験科目となっております。
PADIインストラクター開発コース(IDC)
サンプルスケジュール
目安のサンプルスケジュールとなります。参加人数や進行状況により多少前後いたします。18時以降は自習時間ですが、毎日プレゼン発表の為の課題作りがありますので、夜もスケジュールを抑えるようにしてください。
白:クラスルーム
淡い青:限定水域
濃い青:海洋
オレンジ:候補生の評価
PADIインストラクター開発コース(IDC)ご参加前の準備
ご覧の通り、IDCのスケジュールは座学やワークショップがかなりの割合を占めます。そのため、ダイブマスターで学習した内容はすべてご理解いただいた上でのご参加をお願い致します。IDC中は5教科を復習をする時間がかなり限られます。
学科に不安がある方は、ダイブセオリーe-learningにて事前学習をお願い致します。
※IDC中はダイブセオリーのエグザムもございます。
24ダイブスキル…すべてデモンストレーションレベルで行えるように練習をお願いします。
体力…IDCでは400mの泳力テストがございます。予め体力作りをお願いします。
学科、24スキルなどが不安な場合でも、プレIDCとして現地石垣島にて特訓が可能でございます。自信をつけた上でIDCに参加することができます。お気軽にお問い合わせくださいませ。
石垣島でPADIダイビングインストラクターになろう!
沖縄本島から400km以上も南にある石垣島。ご存知の通り世界に誇れるリゾート地です。
ダイビングインストラクターになる!という意思決定は軽いものではなかったと思います。人生の転換期になる人も多くいるのではないでしょうか。
人生で1回あるかないかの大切な転換期、ぜひ南国リゾートで過ごして欲しいと思っております。
沖縄離島独特のゆるやかな時間を感じ、島の人の温かさに触れてください。そして綺麗な海があなたを待ってます。
IDC含め石垣島での生活経験は、何にも代えがたい心の基盤となることをお約束致します。
よくある質問
- QIDCからIEまで、どのくらいの日数が必要ですか?
- A
IDCは7日間、EFRIで1日間、IE(インストラクター試験)は2日間となっております。
1日予備日でお休みをはさみますので、最低でも10日間必要となります。
- QIDC中なるべく節約したいのですが、提携しているゲストハウスなどありますか?
- A
はい、ございます。満室の場合もありますので、なるべく早めにお問い合わせくださいませ。
- Q必要本数の100本まで少し足りないのですが、経験本数を積み上げることができますか?
- A
はい、可能です。候補生はタンク代+ランチ代のみで経験本数を積み上げて頂けます。
- Q石垣島でIDCを受けて、他の地域でIEを受けることも可能ですか?
- A
はい、可能です。単独で受講も可能ですし、弊社のサポートを付けることも可能です。IE当日、沖縄本島であればサポート料は無料、他エリアは別途必要となります。
- Qインストラクター合格後、沖縄に残りたいのですが、就職のサポートもしてもらえますか?
- A
はい、もちろんサポート致します。弊社でも雇用を行っており、新人インストラクター教育プログラムもございます。ぜひお問い合わせ下さい。
- Q費用を一括で支払えそうにありません。分割は可能でしょうか?
- A
はい、ショップ様に所属している候補生様のみ分割可能です。詳しくはお問い合わせくださいませ。
- Q開催スケジュールですが、集中ではなく分散でもIDCは開催されますか?
- A
はい、コースディレクターが常駐しておりますので、長期間の休みを取得しなくてもスケジュールは自由に組むことができます。
- QIDC日数を限りなく短くしたいのですが・・・
- A
一部、リモートでの開催も可能です。ご自宅にいながら受講でき石垣島の滞在期間も少なくてすみます。