PADIダイビングインストラクターを目指しているダイブマスターのみなさん!
そして、まだダイブマスターにはなっていないけど、PADIインストラクターを目指しているみなさん。このシリーズでは数回にわけて、実際のリアルなIDCの様子をご紹介したいと思います。
今回は、IDC修了の達成条件でもある「体力テスト」をご紹介したいと思います!
「ダイブマスターで必死にクリアしたのに、またやるのか・・・」
はい!そうなんです!ただ、ダイブマスターの時と内容は少し違うのでその辺りも含めてお伝えしようと思います!
この記事を書いた人
- PADIダイビングインストラクター
- 各種スペシャルティインストラクター
- 看護師
- 潜水士
この記事の監修者
- PADIコースディレクター
PADI最高ランクのインストラクター。MOANAダイビングカレッジ石垣島を運営しながらインストラクター開発に力を入れてます。
IDC体力テストの内容は?
IDCでの体力テストは『400m水泳』と『10分間立ち泳ぎ』だけです。400m水泳も時間制限はないのでご安心を!立ち泳ぎはフローティングOKで方法は問いません。ダイブマスター講習のような最後の数分で手を挙げる・・・なんてこともやりません。
IDC体力テストはどこでやるの?
水泳は、海かプールのどちらかで開催します。IDCの開催場所やスクールにもよりますが、2024年12月石垣島のIDCでは海洋で実施しました。IDCスタッフインストラクター候補生も交えて安全管理も万全に実施しております。
海で開催するメリットはプールより浮力があるということ。デメリットは風の影響を受けやすく波が少し立っていることです。
DMの時よりほんの少し緩めの規準とはいえ、決して楽ではない体力テスト。候補生はみんな必死でしたが、
お互い励まし合いこの回は全員1発でクリアしました。
手を差し伸べてあげたくなってしまうくらい、みんな必死な体力テスト。いつも心の底から応援しています。
泳ぐときの格好は?
- ウェットスーツ着用で水面で中性浮力になるウエイトを装着
- 水着(ラッシュガード等もOK)でウエイトなし
好きな方を選択できますが、おすすめは「2」です。中性浮力の状態とはいえ、ウエイト装着するとバランスも悪くなります。
12月の水温は25℃。この回は水着2名とウエットスーツ1名でした!
冬の寒い時期は、余裕があれば自分にとって適切な格好を確認しておくといいかもしれないですね!
泳ぎ切ったあとは最高の達成感!
泳いでいる最中は本当に辛かったと思いますが、負けない強い心で泳ぎ切ったときには素敵な笑顔を見せてくれました。頑張ったあとの笑顔は最高ですね!