MOANAダイビングカレッジ石垣島で開催しているダイビングインストラクター開発(IDC)の様子をお届けしております。今回は限定水域プレゼンテーション!
ダイバーのみなさんは、オープンウォーター・ダイバー講習でインストラクターから全てのスキルを教えてもらいました。PADIでは流れとして、
- スキルのやり方を説明
- デモンストレーションを見る
- スキルの実施
- 評価・修正・習得
このような流れだったと思います。これがまさに限定水域プレゼンテーションでやることです。実際の講習のシュミレーションをやります!
では、さらに掘り下げて限定水域プレゼテーションのリアルなワークショップを見ていきましょう!
この記事を書いたスタッフ
- PADIダイビングインストラクター
- 各種スペシャルティインストラクター
- 看護師
- 潜水士
この記事の監修者
- PADIコースディレクター
PADI最高ランクのインストラクター。日本最南端のダイビング講習専門スクールMOANAダイビングカレッジ石垣島を運営しながらインストラクター開発に力を入れてます。
限定水域プレゼンテーション準備
限定水域プレゼンテーションでは、「スキル開発準備スレート」というものを利用して1つのスキルに対するプレゼンテーションを作成します。
スキル開発準備スレートには、ブリーフィング(最初の説明)・ディブリーフィング(最終評価・講評)で伝えなければいけない項目が明記されているので、このスレートを利用すれば誰でも完璧なプレゼンテーションを実施することができます。これもPADIシステムの一つです。
ブリーフィング
今から実際に水中で実施する内容・順序、アシスタントなどの配置、スキルのおさらいなどを生徒に説明します。ここでしっかりと説明をしておかなければなりませんが、長くならないよう簡潔にまとめることが大事です。
ディブリーフィング
水中で実施したときのトラブル等を評価して適切に生徒にアドバイスしなければなりません。正しく生徒を評価する観察力が必要です。
実際の講習を想定したシュミレーション
IDC・IEでは候補生同士がインストラクター役・生徒役・アシスタント役となり、本番と同様の流れでシミュレーションをしていきます。
水中では生徒役はコースディレクターから指示されたトラブルを実施します。どんな指示をされているかインストラクター役は知りません。トラブルを見抜いて適切な対応ができるかという課題です。
実際の講習でよくあるトラブルを課題として出します!リアルなシミュレーションで実践能力を養いますよ!
陸上(ドライ)での練習が大切
水中で実施する前に陸上でもしっかり予習をしていきます。このドライの状態で練習することが、とっても大事です。
インストラクター役のスキルも評価対象
インストラクター役はデモンストレーションをしなければなりません。そのデモンストレーションがイマイチだった場合、スキルの練習不足とみなされます。どのスキルが課題として出されても問題ないよう練習しておきましょう!
ダイビングインストラクターになりたい人へ
インストラクターになって教えてみたい!ライセンスを発行してみたい!なにより、この海の感動を伝えたい!
こんな風に思っているならば、インストラクターとしての素質は十分です。
まだオープンウォーターしか持ってないけど、インストラクターを目指したい・・・!
もちろん大歓迎!何も恥ずかしがることはありません。
インストラクターを目指すにあたり、不安なことや疑問点がたくさんあると思います。小さいことでも、ぜひ気兼ねなくご相談ください!PADIコースディレクターが直接、丁寧にお返事させていただきます^^