ダイビングの業界はとても華やかなものです。

お客様として利用しているときは、インストラクターは憧れの存在。
しかし、いざ自分が「ダイビングのインストラクターになる」ことに目を向けた時、どのようなステップが必要か知る必要があります。

こちらの記事では、ダイビングインストラクターになる為にはどのようなステップが必要なのか、現役のプロフェッショナルが解説をしております。

※この記事は初心者の方向けに書いていおります。

松谷勇馬

この記事を書いた人

MOANAダイビングカレッジ石垣島オーナー。
世界屈指のリゾート石垣島にてMOANAダイビングカレッジ石垣島を開業。
日本最南端のPADI5★IDダイブリゾートとして、インストラクター開発も行う。

・PADIマスターインストラクター
・潜水士
・1級船舶操船免許

ダイビングインストラクターになるために(仕事内容)

MOANAダイビングインストラクターカレッジ石垣島の講習風景2

ダイビングインストラクターとして、具体的にどんな仕事があるのか、まずはその内容を紹介していきたいと思います。幅広い仕事がありますが、そのなかでも代表的なものです。

観光客向けのダイビングガイド

ダイビングインストラクターの代表的な仕事に、資格を所有していない人向けに、体験型ダイビングのガイドなどもあります。海がきれいなリゾートや観光地などで、一度は見かけたことがあるのではないでしょうか。

沖縄や伊豆、海外のリゾートなど有名なダイビングスポットなどでは、観光向けのダイビングを仕事にしている人がたくさんいます。朝に天気図を見ることから始まり、潮の流れなどを確認したあとに、予定通りにツアーを行うかどうかを決めます。台風が近づいているなど、天候が荒れるときはツアーが見送りになります。

他にもダイビング業務だけでなく、送迎も仕事の一つですし、ボートの清掃やダイビング器材のメンテナンスなども仕事です。顧客情報の管理やダイビングの記録なども含め幅広い仕事が対象になります。ダイビングスポットまでの移動や、顧客の体調管理、持っているスキルに対しての指導やアドバイスなども必要です。いかに安全にダイビングを楽しめるかを考え、サポートしていく仕事でもあります。

店舗運営業務

ダイビングインストラクターとして働いている人の多くは、メインが陸上で行う業務になります。リゾート等の離島では個人店などでダイビングショップを営んでいるケースも多く、予約の有無に関わらずやらなくてはいけない仕事がたくさんあります。少数精鋭で行っていることが多いので、店舗運営などの業務についても仕事のうちです。

ダイビング機器の整理をする、送迎の手配や、ダイビング用品の販売などの仕事もしています。ダイビングショップでは、飲食店と併用していることもあるので、食事やドリンクの提供、掃除などの雑務もあります。ダイビングインストラクターとしての仕事だけではないので、店舗運営についても学びたいと思っている人にもおすすめです。

ダイビングライセンス講習

ダイビングインストラクターとして仕事をしている人は「Cカード」を取得していると思います。指導団体によって資格の名称が違ったり、発行条件・最大水深なども違いますが、Cカードは認定証として発行しているものになり、どこの団体で資格を所有したとしても、世界共通でダイビングができるように、証明するものになります。

この発行を前提としたライセンスを取得するための指導を行うのも、ダイビングインストラクターのしごとです。決められたカリキュラムのもと、海での実技指導もありますし、プールや浅い海域の海で練習するなど、集中的にダイビングについて学んでいきます。ダイビングライセンス講習の運営やサポートなどもダイビングインストラクターにとって、重要な仕事です。

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ダイビングインストラクターの職種(就職先)

ダイビングインストラクターの就職先

ダイビングインストラクターとして、就職するには、具体的にどんな場所があるのか説明していきたいと思います。正社員やアルバイトとして、ダイビングインストラクターの仕事をメインにするのか、別に本業があり副業としてダイビングインストラクターをするのかによっても違います。具体的にどんな就職先があるのか、解説していきたいと思います。

現地で働くダイビングショップなど

日本でも海をメインとした観光地では、ダイビングショップなどの店舗を構えているのを見かけます。特に沖縄などに多く、ハイシーズンの夏だけでなく通年通してダイビングのお客様が訪れます。もちろん夏ほどではないにしても、海で行う業務が多いのも特徴です。店舗を構えている分、その地域の海をよく熟知しています。

現地のインストラクターは、潮流れなども含め危険なときは入らない事を徹底して安全管理に務めています。体験型のダイビングの付添をすることもありますし、FUNダイビングと呼ばれる一定の技術を持ったダイバーを対象にサポート業務を行うこともあります。

もともと海が好きな人にとっても、現地で働きながらダイビングインストラクターとしての実績を積むこともできるなど、メリットはたくさんあります。地元からも離れて生活しなくてはいけないなどの問題もありますが、住居のサポートを行っているダイビングショップなども数多くあります。

現地の海のファンも多いので、楽しく仕事もできるはずですよ。

都心部で働く陸上業務メイン

観光地ではなく都市部などでダイビングインストラクターとしての仕事をしている人もいます。関東圏だと伊豆、関西圏だと和歌山や高知などがホームの海になります。

都市型のショップは、海に入るのは限られたときのみになるので、陸上業務が多くなるのが特徴です。ダイビングライセンスの講習や技術指導などを行うこともありますし、送迎や器材の販売などを行うケースもあります。

器材販売に力を入れているお店の場合は、営業的な仕事が必要になることもあります。都市型ショップの場合は、季節的な要因に左右されないので安定して働きたい人にも向いています。海で働きたいと考えている人にとっては、少し物足りなさを感じることもあるかもしれません。

ショップから海までの距離が遠いのも特徴です。

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ダイビングインストラクターの資格とは?難易度

PADI5スターIDダイブリゾート石垣島

ダイビングインストラクターとして働くうえで、どんな資格を取得しておくべきか迷うところですよね。そもそもどんな資格があるのか、難易度なども含め紹介します。ダイビングインストラクターの場合、いきなり受験ができるわけではなく、ある程度技術を証明できるような資格を取得したあとに、インストラクターとしての資格を取得する流れになります。

ちなみに18歳以上でないとダイビングインストラクターの資格は取得できません。

PADI

ダイビングに関するさまざまな資格を発行している団体になり、世界最大のダイビング教育機関として180カ国以上に展開しています。日本でも43の都道府県に専門のスクールがあるので、なりたいレベルに合わせて学べるのもポイントです。例えば、全くの初心者からダイバーとして活躍できるようになるためには「オープン・ウォーターダイバーコース(18mまで潜れる)」などの初級編から学びます。

「アドヴァンド・オープン・ウォーター・ダイバー(30mまで潜れる)」などもあります。他にも「各種スペシャリティ」や「ダイブマスター」などの資格もあります。

また、水中にある危険や問題の対処法などは「レスキュー・ダイバー・コース」で学べます。インストラクターとしての試験を受けるためには、まずは「ダイブマスター(PADIで取得できる)」の認定を受けます。その後6ヶ月以上の間に100ダイブ以上のログ経験があり、インストラクー開発コース(IDC)修了などの条件があります。ワークショップや筆記試験、実技が必要になります。

潜水士

ダイビングインストラクターとしての資格と一緒に、潜水士の資格を取得する人も多いと言われています。水中で工事をする、救助活動などの潜水に必要な「国家資格」でもあります。潜水士は海にまつわる仕事に従事している人が取得する資格になり、筆記試験のみになります。受験資格などの決まりもないので、誰でも受験できます。

しかも、合格率は70%超えるなど、比較的取得しやすい国家資格でもあります。ただし受験する人の多くは海上保安庁などの専門の学校で学んでいることも多く、試験内容が簡単なわけではありません。この資格がないと先に進めないので必死に勉強して受験する人が多い資格です。

ダイビングインストラクターとして、潜水したときの性質変化の流れや、人体への影響なども含め、より海のなかでも安全性を高めるための知識を学ぶこともできます。ダイビングインストラクターだけでなく、海上自衛隊や海中建設などの仕事に従事している人も取得する資格です。

他にも救急救命士など、ダイビングインストラクターに役立つ資格はありますし、海について学ぶためにさまざまな資格を一緒に取得している勉強熱心なインストラクターもいます。それだけ命を預かる仕事でもあり、さまざまな知識が必要になる仕事なのが、わかってもらえるのではないでしょうか。

それでは、ダイビングインストラクターになるまでにどのようなステップが必要なのか、チャートにしてみましたので一緒に見ていきましょう!

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ダイビングインストラクターになるまでの流れ

オープンウォーターダイバー取得

インストラクターの引率が不要で、バディと一緒に最大水深18mまで潜ることができる。 

 

アドバンスド・オープンウォーターダイバー取得

遊びの幅を広げるコース。DEEPとナビゲーションは必須で、最大水深30mまで潜ることができる。

 

レスキューダイバー取得

トラブルを未然に防ぐ能力を身につけ、さらに万が一事故の際の救命方法まで、しっかりと学習する。

 

YUMA

ここまでが一般ダイバーの流れとなり、特に本数制限もなく取得が可能です。

ここより先はプロレベルとなります。ダイブマスター講習までに、遊びも含めてしっかりとダイブ本数を重ねましょう。プロを目指している人は、ガイドやインストラクターの動きをしっかりと見ることも勉強になりますのでオススメです。

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ここからがダイビングのプロコース

ダイブマスター取得

PADIプロフェッショナルの道への最初のステップ。ダイビング知識とスキルをプロレベルまで高め、ダイバー達のリーダーとして、ダイビングガイド等さまざまな活躍の場が得られます。

 

こちらのショートムービーは、南の島に住み、PADIダイビングインストラクターになったクリスタから、プロを目指すみなさんへのメッセージです。

PADIインストラクター開発コース(IDC)スタート!

PADIアシスタントインストラクター

ダイビングインストラクターになるため実践的なトレーニングを積む基礎固めの位置づけ。インストラクターの核となる部分をしっかりと身につけます。

PADI OWSI
(オープンウォーター・スクーバインストラクター)開発

PADIインストラクターになるための最終のステップ。 PADI規準や体力テストを含めた包括的なトレーニングです。

PADI インストラクター試験(IE)

PADI本部から試験官が来島。筆記試験・知識開発プレゼンテーション・限定水域・海洋の試験を2日間かけて実施。

MIKI

たくさんのステップがありますが、楽しみながら学習していくとあっという間です。不明点などあれば、お気軽にご相談下さいね

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ダイビングインストラクターの将来性

ダイビングインストラクターとして資格を取得したものの、将来性についても気になっている人がいるのではないでしょうか。せっかくなら、自分の好きなことを仕事にして、生活していけるのが一番ですよね。ダイビングインストラクターのお仕事は、マリンスポーツの代表格でもあり、半世紀前から存在しています。

そのため多少の変化はあったとしても、この仕事がなくなることはありません。いくらVRやAIが普及したとしても「ご自身の体で体験してもらう」ことは現地でないとできないことです。

最初は、ダイビングインストラクターとして勤め経験を積んで、将来的には自分のダイビングショップを持ちたいなどの目標を持っている人もいます。自分の生徒を持って教える立場になるなど、さまざまな働き方があります。

その反面、体を使う仕事でもあるので、体力面の問題で30代までに転職してしまう人もいます。ダイビングを趣味として続けるなど、形を変えて関わる人もいるようです。ダイビングインストラクターとしての仕事は将来性が十分に考えられますが、いつまで続けていけるのかも大きなポイントになってくると思います。それまでに自分のお店が持てるようになるといいですね。

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ダイビングインストラクターに向いている人

ダイビングインストラクターを仕事にしたい人のなかには、そもそも自分には向いているのかどうか、迷っている人もいるかもしれません。海が好きなのはもちろん、顧客の人と話す機会も多いのでコミュニケーション能力に長けている人が向いています。

移動中はもちろん、海のなかでも常に気にかけ、自分から声をかけていくような積極性、仕事に対して責任を持てるかどうかにかかってきます。講習をするとき、ガイドとしてサポートするときなど、海に入ると船長としての役割があります。また、ダイビングインストラクターは、とにかく体力勝負です。

人気の観光地やハイシーズンになるとショップにもよりますが、1日3本以上潜ることもあります。海に入る時間だけでなく、準備や送迎などやらなくてはいけないことも多く、一日中働いていることになります。もちろんシーズンによっての差もありますが、体力がないと続けられない仕事でもあります。自分のトレーニングも含め体作りをしっかりと行うようにしていきましょう。

まとめ

ダイビングインストラクターの仕事は、海やダイビングなど好きなことに全力を注げる仕事でもあり、やりがいもあります。その分、体力面や資格の取得など学ぶことも多く、大変だと感じるかもしれません。しかし海がそばにあるということは、とても幸せなことです。

世界の海やリゾートが職場です!こう考えると、とてもワクワクしますね!

海の素晴らしさを伝えることもでき、充実した毎日が送れるようになるはずですよ。

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