PADIインストラクターを目指す皆さん、IDC(インストラクター開発コース)では多岐にわたる課題に取り組みます。今回は、その中でも「知識開発プレゼンテーション」について、実際の現場の様子をお伝えします。

この記事の監修者
- PADIコースディレクター
PADI最高ランクのインストラクター。日本最南端のダイビング講習専門スクールMOANAダイビングカレッジ石垣島を運営しながらインストラクター開発に力を入れてます。
知識開発プレゼンテーションとは?
皆さんがこれまでの学科講習で取り組んだ「知識の復習」の問題を覚えていますか?知識開発プレゼンテーションでは、これらの問題を解説しながら、関連するダイビングのニーズ(ステップアップの必要性、必要器材、経験を積むためのツアー紹介など)を導き出し、紹介することを目的としています。
知識開発プレゼンテーションの目的
- 問題の答えとなるエビデンスを明確に提示し、正しい知識を身につけてもらう
- 関連するコースを紹介し、継続教育へとつなげる。
- 問題解決に繋がる必要器材の紹介や、得た知識を実践するツアー紹介などで器材販売や集客に繋げる
IDC現場の雰囲気

初めてのプレゼンテーションは緊張するものですが、繰り返し練習することで次第に慣れていきます。PADIコースディレクター(私)が丁寧に指導しますので、安心してください。実際の講習では、短時間でプレゼンテーションを作成する練習も行い、30分程度で計画を立てられるようになります。

しかし初めての作成では、悩みに悩みます・・・!
実際のプレゼンテーションの進め方
プレゼンテーション経験がない方もご安心ください。「プレゼンテーション計画表」や「レッスンガイド」などのツールを活用することで、基本的な構成を作成できます。IDC中にこれらのツールの使い方を学び、実践的なスキルを身につけていきます。それにどう肉付けしていくかが頑張りどころです!

IDC中に繰り返し練習をしながら細かく指導していきます。少しずつ改善していくことで必ずできるようになりますよ!
上手なプレゼンテーションのポイントは?
プレゼンテーション発表時間は10分以内が理想的です。伝えたい内容を明確にし、限られた時間内で効果的に情報を伝えることが重要です。実際の講習も同じことが言えますね。
IDC中は、計画作成から実際の発表までを繰り返し練習し、人前で話すことにも慣れていきます。候補生同士でフィードバックを共有しながら、着実にスキルアップを目指しましょう!

課題は指定されますが、どんなプレゼンテーションに仕上げるかは自由です!ぜひ、楽しみながらやってみて下さいね!