スキンダイビングとは、ダイビングのように特別な器材は使わずに、マスク、スノーケル、フィンなどの最低限の装備と、自分の息だけで潜水するマリンスポーツです。
スキンダイビングは、身軽な装備で水中に潜り、魚たちの目線で海中を泳ぐことができます。ダイビングのようにライセンスも必要ないため、誰でも気軽に楽しめます。色とりどりの魚やサンゴ礁はもちろん、ときにはイルカやウミガメ、マンタなどの大きな海洋生物と一緒に泳げることもありますよ!
では、スキンダイビングを楽しむためにはどんな服装や器材が必要なのでしょうか?
この記事を書いたプロフェッショナル
- PADIダイビングインストラクター
- 看護師
- 潜水士
結論:夏は水着1枚でも大丈夫!
どんなマリンスポーツにも共通していえることですが、スキンダイビングをする時は、まず水着の着用は必須です。男性はサーフパンツ、女性はビキニやワンピースなどがおすすめです。水着の上には、ラッシュガードや ウェットスーツを着ることをおすすめしますが、夏の暑い時期は水着1枚で潜ることも可能です。
ラッシュガードやウェットスーツは、日焼けや刺傷を防ぐために着用します。夏場や暖かい海域ではラッシュガードだけでも十分ですが、冬場や寒い海域ではウエットスーツを着用することが必要です。
ウエットスーツは、水中で体温が低下することを防ぎます。ウエットスーツには厚さがあり、厚ければ厚いほど保温力が高くなります。その反面、動きにくくなったり浮力が増したりするデメリットもあるため、必要に応じて自分に合ったものを選ぶことが大切です。
石垣島の冬の水温は22度くらいまで下がります。ウェットを着ていても寒さを感じます。快適にスキンダイビングを楽しむためには、時期に合わせて着る物を選びましょう!
スキンダイビングに必要な道具は?
ダイビングに比べると、大分、身軽にできるスキンダイビングですが、スキンダイビングにも必要な道具がいくつかあります。基本的に必要となるのは、マスク・スノーケル・フィンの3点セットです 。
- マスク:水中世界を見るためには必須の道具です。自分の顔にフィットしたマスクを選ぶことが大切です。
- スノーケル:水面で呼吸するために必要な道具です。口にくわえていることで、水面での呼吸は自由にするることができます。
- フィン:水中で移動するために必要な道具です。フィンを使用することで水中での推進力を高めることができます。フルフットタイプとストラップタイプがありますがありますが、スキンダイビングではフルフットのロングフィンを使用します。
この他に、時期や場所によってはウェットスーツを必要とすることがあり、ウェットスーツを着用した場合には、浮力がつくためウエイトも必要となることがあるので、覚えておきましょう。
自分の道具がなくても大丈夫?
マスク・スノーケル・フィンはレンタル器材が用意されているため、何も心配は入りませんよ!ウエイトやウェットスーツが必要な場合にも、レンタル可能ですので、ご安心下さい。
できるかわからないけど一度やってみたい!旅行中にスケジュールが空いてしまったから急遽、参加してみようかな!という人も、水着やラッシュガードなどの用意があれば、気軽に参加して楽しんでもらうことができます。スキンダイビングは最低限の服装と道具で海中世界を楽しめる素晴らしいマリンスポーツです。ぜひ一度挑戦してみてください!
スキンダイビンは、ダイビングに比べると誰でも簡単にトライできます!今までダイビングを躊躇していた人も、まずはスキンダイビングで海の中をの覗いてみませんか?
スキンダイビング最大の魅力は?
マスク・スノーケル・フィンを使って気軽に泳げる!と聞くと、スノーケリングと同じでは?と思う人もいるかもしれませんが、スノーケリングで楽しめるのは水面だけです。スキンダイビングは海中に潜水して海の中を楽しむことができます。それでいて、ダイビングのように重器材を必要とせず、自分の息だけで楽しめることですね!
そして、今の時代であれば、「映え写真」が撮れることが醍醐味ではないでしょうか。水中での写真は非日常的で特別なものです。SNSなどでも、人気がありますよね!ぜひ、海の中でしか撮れない特別な写真を撮ってみましょう!
まとめ
この記事では、スキンダイビングが気軽に始められることを、おわかり頂けたと思います。ダイビングとは違い、ライセンスが不要ということも大きいですよね。ライセンスを取得する必要がないため、その時の気分でやってみるもよし!映え写真が撮りたいという理由もよし!スキンダイビングは、海を楽しむための入り口を、広てくれるのではないでしょうか。スキンダイビングを通して、海を身近なものにしてもらえたら嬉しいです。