エマージェンシー・ファースト・レスポンス(EFR)は、心停止など生命にかかわる緊急時のケア(一次ケア)と、即座に生命にかかわらないケガや病気のケア(二次ケア)について学ぶプログラムです。心肺停止から救命処置を開始するまでの時間によって救命率は大幅に変わります。
また、救命後の後遺症有無や程度にも影響します。もし、あなたの目の前にいる人が突然倒れたり、交通事故などに遭遇した場合、あなたならどうしますか?大切な人を守るために、いざというときに備えて適切な処置の方法を身につけておきましょう。
エマージェンシー・ファースト・レスポンス(EFR)の講習内容
エマージェンシー・レスポンダーになるためには
エマージェンシー・レスポンダーにできることとは
なお、EFR取得はレスキューダイバーコース受講の前条件となっております。こちらもぜひチェックしてみてください。
この記事を書いた専門家
- 看護師
- PADI インストラクター
- 潜水士
関東で看護師をしていましたが、海とダイビングが大好きで石垣島へやってきました。
看護師との仕事を両立しながら石垣島で海と向き合う生活を楽しんでいます。
エマージェンシーファーストレスポンスの講習内容
エマージェンシー・ファースト・レスポンス(EFR)の講習では、3つのセクションを学習します。
エマージェンシー・レスポンダーとしての役割や心得、エマージェンシー・レスポンダーには何ができるのか、またエマージェンシー・レスポンダーという資格の位置付け(背景)などの概要を学びます。
ビデオ学習と実際の現場を想定したシナリオ練習を通して、一次ケアスキル(主に心肺蘇生法)と、二次ケアスキル(ケガや病気の対応である応急手当)を実践していきます。
セクション2で学んだことをベースに、緊急性(医学的処置が必要か)の判断に必要な徴候や症状の観察ポイントについて、また、あらゆる症状に対する具体的なケアの方法について学びます。
「緊急時のケア」ときくと、とても難しく感じますよね。EFRの講習は一般の人が誰でも習得できる内容になっています。少しでも興味があれば講習を受けてみて下さいね!
エマージェンシーファーストレスポンスはどんなときに役立つか
あなたにとって大切な人が、急に意識を失って倒れてしまったことを想像してみて下さい。どんな気持ちになりますか?恐らく誰もが「助けたい一心」だと思います。しかし、救急ケアの知識やスキルを学んでいなければ「何をしたらいいのかわからい」となるのが普通です。エマージェンシー・レスポンダーは、そんな時に救急ケアを施すことができるようになります。
EFRの認定を受けていることで、助けられる命があるかもしれません。一人でも多くの人に受講してもらえたらと思います。
日常の中にも、常に緊急事態が起こる可能性はあります。いつ、どこで、なにが起こるかは誰にもわかりません。現場によっては救急隊がすぐに到着できない場合もあります。緊急事態が起きている現場で、いち早く救命ケアを開始できるのは、その場にいるエマージェンシー・レスポンダーです。
エマージェンシーファーストレスポンスは資格として履歴書に書ける?
エマージェンシー・ファースト・レスポンス(EFR)資格は、PADIによって運営されPADIが「認定証」を発行します。PADIにおけるエマージェンシー・ファースト・レスポンス(EFR)資格は、世界的に認識された医療的ガイドラインである「AHA心肺蘇生と救急心血管治療の為の国際ガイドライン2005」に基づいた信頼あるプログラムです。公的機関や国家から発行される資格ではありませんが履歴書に書くことはできます。自信をもって書きましょう。
エマージェンシーファーストレスポンスは消防署でも取得できる?
消防署では、エマージェンシー・ファースト・レスポンス(EFR)と同等資格になる「上級救命」という資格を取得できますが、エマージェンシー・ファースト・レスポンス(EFR)を取得することはできません。上級救命資格は、各自治体の消防長によって認定されます。
これからレスキューコースを受講する人は、「エマージェンシー・ファースト・レスポンス(EFR)」か「上級救命」資格が必ず必要です。どちらを取得しようか悩む人もいるのではないでしょうか。レスキューコースの受講が前提であれば、セットで受講が可能なため、ダイビングショップで開催できるエマージェンシー・ファースト・レスポンス(EFR)の受講をおすすめします。
レスキューコースではエマージェンシー・ファースト・レスポンス(EFR)で学んだことが活かされるため、より理解を深めることができます。また、エマージェンシー・ファースト・レスポンス(EFR)は2年、上級救命は3年という取得後の有効期限があるため、うっかり期限切れ!ということを避けるためにも、まとめて受講できるエマージェンシー・ファースト・レスポンス(EFR)がおすすめです。
- エマージェンシー・ファースト・レスポンス(EFR)と上級救命は同等資格
- エマージェンシー・ファースト・レスポンス(EFR)はダイビングショップ(PADI)で開催、上級救命は消防署で開催
- エマージェンシー・ファースト・レスポンス(EFR)とレスキューコースは現地ダイビングショップでまとめて受講可能(必要日数はEFR半日&海洋実習2日の2.5日間)
ご理解いただけましたか?レスキューコース受講のためにEFRを取得する場合は、最適な場所、時を検討してみて下さいね!
- 緊急事態の状況判断や症状や徴候を観察し、医学的処置の必要性を判断できる
- いざというときに、救急ケアが施せるようになる
- 救命に貢献できる
・緊急事態に対応できる知識やスキルを習得したい
・いざというときの救急ケアができるようになりたい
・救命や人助けに貢献したい
エマージェンシー・ファースト・レスポンス(EFR)で学ぶスキルは、使う頻度の方が少ないことは間違いありません。しかし、いざというときに役に立つことも間違いありません。エマージェンシー・レスポンダーがいることで救える命があります。いざというときに備えて、知識やスキルを身につけておきましょう。救命に貢献できることは素晴らしいことです。
エマージェンシー・ファースト・レスポンス(EFR)
概要・参加条件
参加前条件 | なし(ダイバーでなくても受講可) |
年齢 | なし |
講習内容 | 知識開発&スキルレクチャー&シナリオ練習 |