ダイビングインストラクターは体力勝負…!なんて言われる職種ですが、実際はどうなのでしょうか。ダイビングインストラクターを目指したい!という人のために、現場のリアルな雰囲気も絡めてお伝えしていきますね!

この記事で解決できる疑問

◆ダイビングインストラクターの平均年齢は?
◆実際、何歳くらいまで続けられる?
◆遅咲きなんだけど、今からでも遅くないかな…?

このような疑問を解決していきたいと思います。

松谷勇馬

この記事を書いた専門家

  • MOANAダイビングカレッジ石垣島オーナー
  • PADIマスターインストラクター
  • 潜水士
  • 1級船舶操船免許

世界屈指のリゾート石垣島にてMOANAダイビングカレッジ石垣島を開業。
日本最南端のPADI5★IDダイブリゾートとして、インストラクター開発も行う。

ダイビングインストラクターの平均年齢は何歳くらい?

ダイビングインストラクターの年齢について
石垣島でのオープンウォーター講習風景

僕の周りでダイビングインストラクターとして活躍している人の多くは、20代前半から30代半ばくらいまでが多い印象です。そのため、業界全体では若い世代が多く見られます。もちろん、年を取ったらできないということはなく、40歳くらいでずっと活躍を続けている人も多くいますし(いや、僕が40歳ですからね!)、50や60歳になっても頑張っている方もおられます。

高齢化が進んでいるとは言え、ダイビング業界の平均年齢は20代後半〜30代前半くらいでしょう。

若い人はどんな感じの人が多い?

若い世代である20代や30代をもう少し見てくと、平均的な傾向として20歳代が圧倒的に多いと言えます。特に沖縄や石垣島などのリゾート地でインストラクターをしている人は、多くが若年層です。50代など年齢が上の方となると、ショップやスクールの経営をメインにしていたり、ダイビング船の船長をしている人が多くなりますね。

「自分のやりたい事をやろう!」という意識がここ数年で大きくなっているようで、リゾバなどで思い切ってリゾート地へ移住する人が増えております。

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ダイビングインストラクターの年齢:何歳くらいから始められるの?

将来の夢、やりたいことの目標としてダイビングインストラクターを掲げている若者は、何歳から始められるのか、というのが気になるところでしょう。ダイビングインストラクターになるには、試験に合格し資格を取ることが求められます。

インストラクター開発(IDC)を行っているPADIなどの指導団体で受講し合格をすることで資格を取れるのですが、多くの団体は受講条件として年齢制限を設けています。

ほとんどの指導団体は18歳以上〜

この年齢制限は指導団体によっても違うのですが、たいていは18歳以上となっています。そのため、この年齢にならないとダイビングインストラクターとして活躍することができません。また、インストラクターを採用するショップやスクールでも、独自の年齢条件を設けていることがあります。

ほとんどのショップで、成人の20歳以上となっていることが多い印象です。やはり、ダイビングインストラクターは自分の命と、お客様の命と安全を守る仕事でもあるので、成年として責任という意識を感じられる年齢になっていることを条件としていることが多いのですね。

ダイビングインストラクターの年齢:何歳まで続けられる?

ダイビングインストラクター年齢は何歳まで?
石垣島の元気な珊瑚たち
YUMA

ここが一番気になる!という人も多いと思います。業界全体としては高齢化してきているのは事実です。

年齢を重ねても収入を得ないといけないわけですから、どの年齢までダイビングインストラクターを続けられるのか?というのも気になるところですよね。基本的に、ダイビングインストラクターに定年はありません。とはいえ、やはりダイビングインストラクターとして働くには、結構な体力が必要となります。穏やかな海の日ばかりではありませんからね…(泣)

そのため、50歳くらいになると限界を感じて辞めざるを得なくなるという方が多い傾向にあります。

遅咲きだけど問題ない?

もちろん問題ないありません!30代40代でインストラクター取得をする人は大勢いますし、全く違う分野から転職する人もたっくさんいますよ!体力勝負なところはありますが、若いうちはノリで就職することもあるでしょう。

しかし30代となると少し話が変わってきます。インストラクター取得後の道筋をしっかり計画する必要があります。なぜなら、ダラダラと過ごしている時間はあまりないはずだからですね。30代40代は、人生の転換期と言いますか、結婚や転職などなどいろいろなイベントもありますし。(ない人もいますが)

特に全く違う分野から来た人は、しっかりと自分の進むべき道を見据えておきましょう!

辞めたあとはどうする?

丘に上がった後(海の仕事を辞めた人を「丘に上る」と言います)はダイビング船の操縦をしたり、ショップの経営やお客様対応の方に移るということが多いです。

他にもインストラクター開発の方に進んだり、Tシャツ屋さんを開業したりと、さまざまな人がいますよ!また、離島などで働いていたものの、30歳後半くらいに家族の事情で、都市部に移ってしっかりと家族を養うため別の仕事に就くというケースも見られます。そのため、どのくらいまで働けるかというのは、家族の事情や経済状況、体力という点が大きく関係していると言えますね。

ダイビングインストラクターの年齢:まとめ

ツラツラと僕が思うところを書いていきました。遅咲きの人は、若い人には負けんぞ!という気持ちでやりましょ!年齢を重ねている分、人生経験が多いわけなので、謙遜する必要はないですよ。

好きなことをするというのは勇気がいることですが、誰にでも権利があります。自由に生きるという選択は自分自身で選ぶことができます。華やかな業界ではありますが、仕事面では大変なことの方が多いです。しかし!これだけ最高の感動を伝えられる仕事も他にありません。(と、僕は思っています)

ダイビングインストラクターを目指すなら、日本のリゾート地、沖縄でぜひ生活してみてください。インストラクターコース(IDC)受講の少しの期間でも良いです。都市部にいるだけでは感じられない大切なものが沖縄にはたくさんありますよ。

この記事で解決できた疑問

◆ダイビングインストラクターの平均年齢は?
→20代後半〜30代前半が多い

◆実際、何歳くらいまで続けられる?
→自分の体力次第!50代で限界を感じる人も多い。

◆遅咲きなんだけど、今からでも遅くないかな…?
→全然遅くない!が、目標はしっかり定めるべき。

ダイビングインストラクターについて完全解説した記事がこちら!↓

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