ダイビングインストラクターになるには、とてつもないお金がかかる…!なんて聞いたことがありませんか?
実際はどうなのでしょうか。ダイビングインストラクターを目指したい!という人のために、現場のリアルな雰囲気も絡めてお伝えしていきたいと思います!
◆経験者からインストラクターになるための費用
◆初心者からダイビングインストラクターになるための費用
◆ダイビングインストラクターになるための日数
このような内容となっております。それでは早速見てきましょう!
【結論1】ダイビングインストラクターの費用は約50万円
この記事をご覧になられている方の多くは、現在ダイバーもしくはダイブマスターの方が多いと思います。約50万円というのは、現在ダイブマスターでインストラクターコース受講資格がある人の金額です。
【ダイビングインストラクター費用】50万円の内訳
インストラクター開発コースの受講資格がある人(100本以上の経験本数+ダイブマスター)は50万円。その内訳はIDCの講習費が25万円ほど、その他は教材代やIE受験料、申請費用などで25万円ほどかかります。この金額はどのスクールでもほぼ変わりがありません。
それでは、ダイバーでない人がインストラクターを目指した場合、どのくらいの金額になるか見てみましょう。
【結論2】未経験からインストラクターまでの費用は150万円以上
未経験者からインストラクターまで取得となると、長い道のりとなります。ざっくり計算ですが、150万円以上が必要となります。
未経験からインストラクターまでのライセンス費用内訳
必須ライセンス | 金額 |
---|---|
オープンウォーターダイバー | 60000円 |
アドバンスド・オープンウォーターダイバー | 60000円 |
レスキューダイバー+EFR | 80000円 |
ダイブマスター | 200000円 |
経験のためのダイブ | ? |
IDC+IE | 500000円 |
未経験からですと、上から順番にライセンスを取得する必要があります。超ざっくり金額を出すとプロ資格であるダイブマスターまでの受講費で40万円、IDC+IEの50万円で合計90万円です。
プロになるには経験が必要
講習費だけではプロになることはできません。経験のためのダイブが必要となります。
プロ資格であるPADIダイブマスターの受講資格は経験本数が60本以上。そしてインストラクター試験(IE)の受講資格は100本以上ですので、FUNダイビングやセルフダイビングで経験本数を増やさないといけません。その金額は講習費には入っていないので注意が必要です。
経験のためのダイブ費用は個人差あり
オープンウォーター〜レスキューまで寄り道せずストレートに取得した場合の経験本数は、13本前後となります。残り必要な経験本数87本はFUNダイビングで積み重ねるとしますと、1本5000円計算で435000円。高めに見積もって500000円。
ゼロからスタートしインストラクター開発コースを受講するには、総額150万円以上かかる計算となります。
しかし、この87本はセルフダイビングで増やすと、かなり費用を押さえられます。バディと計画して楽しみながら増やしてみてはいかがでしょうか。セルフダイビングは「ちゃんと」オープンウォーターを習得している人であれば、経験の範囲内で誰でも楽しめますから、ぜひチャレンジしてみてください。
未経験からダイビングインストラクター取得にかかる日数
先程の図に日数も入れてみました。ダイブマスターに関しては受講するショップにもよりますが、実際のお客様を相手にする講習が含まれるため、10日以上を見込んでおくと◎。
コース名 | 日数 | 金額 |
---|---|---|
オープンウォーターダイバー | 最短2日 | 60,000円 |
アドバンスド・オープンウォーターダイバー | 最短2日 | 60,000円 |
レスキューダイバー | EFR含め最短3日 | 80,000円 |
※本数を増やすためのダイブ | 1日3本として最短29日 | 500,000円〜 |
ダイブマスター | 10日〜 | 200,000円 |
IDC | 7日〜 | 500,000円 |
IE | 2日 | – |
未経験ダイバーは、PADIインストラクター試験を受けるためには、通常のダイバー認定を得てから6か月以上経っていないといけないという条件があります。そのため、現在ダイバー認定を受けていないのであれば、ある程度長い期間を見込む必要があります。
【ダイビングインストラクターの費用と日数】まとめ
プロになるには半年以上、150万円以上必要だということがわかりました。上では触れませんでしたが、プロとして活動するためには、ご自身の器材が必要となります。ここでも30万円程度はかかりますので、なかなかの出費になりますね。
リアルな数字をお伝えしましたが、海で働くということを想像するとワクワクしますよね!最近は副業でもインストラクターを目指す人も増えてきました。
ぜひご自身の夢に向かって、スタートしてみましょう!
ではでは、今回はこの辺で!
ダイビングインストラクターについて完全解説した記事がこちら!↓