せっかくダイビングのライセンスを取得したなら、就職活動にも活かしたいと考える人もいると思います。しかし、ダイビングライセンスは履歴書に書いてもいいのだろうか?と疑問に思う人もいるのではないでしょか。ここでは、ダイビングライセンスの位置付けや、どんな時に有効となるのかを解説します。
履歴書におけるダイビングライセンスについて
ダイビングライセンスの位置付け
ダイビングライセンスを履歴書に書くときの注意点
結論:履歴書には書けるが提出先によって異なる!
ダイビングのライセンスに関する情報を履歴書に書けるかどうかは、あなたが履歴書を提出しようとしている企業の種類によって異なります。
提出先によってはダイビング経験やライセンスの有無が、大きく採用に関わってきますので、自信をもって取得資格欄に記入してくださいね。ダイビングライセンスが履歴書の資格欄に記入できるかどうかは、ダイビングライセンスがどのようなものであるのかということをきちんと理解すればすぐにわかりますよ!
ダイビングライセンスとは?取り扱い注意点
勘違いをしている方も多いですが、ダイビングのライセンスであるCカードは、一般的に免許や資格として認められるものではありません。
なぜならば、ダイビングのライセンスは、スキューバダイビングの指導団体が、ライセンス取得者のダイビングのスキルや知識を「認定」したものであり、特別な資格を持っていることを証明するものではないからです。
ですので、多くの企業の履歴書の資格欄には、ダイビングのライセンスに関して書くことはできないということになりますね。
これから履歴書を書く機会がある方は、ダイビングライセンとはどういうものなのか、この記事を参考にしてみて下さいね!
ダイビングライセンスを資格欄にかける企業とは
あくまで知識・技能の認定であるダイビングのライセンスを、履歴書の資格欄に記入できる企業ジャンルが1つだけあります。それは、ダイビング等のスポーツに関する事業を展開している企業です。
特にダイビングのインストラクターなど、ダイビング経験が問われるような職種では、ランクや経験本数はもちろんのこと、潜ったことのあるスポットやガイド経験なども問われます。そうした審査上の都合から、ダイビングのライセンスは資格と同じ意味を有するものとして考えることができるため、履歴書の資格欄に記載してもOKということになるのです。
詳しく情報を記載していればしているほど、面接時の話題作りなどにもつながるので、履歴書の提出先がダイビング関係の企業の場合は、欄を埋め尽くす勢いで、情報を記入してくださいね。
ダイビングに関係ない企業では全く役に立たない?
たとえ資格欄にダイビングのライセンスを記入することができない企業であっても、ライセンスの有無を有効に活用する方法はあります。
それは趣味としてのアピール方法です。もし、履歴書に趣味や特技を記入する欄があるのであれば、ダイビングのライセンスを持っていることを書いてみましょう。ダイビングを趣味にしている人は比較的少数派なので、珍しい趣味を持っているということで企業側の目に留まる確率を高めることができますよ。
ダイビングをしている!というだけで、特別な思いを抱く人も多いと多います。趣味としてのアピールは、自信を持ってして下さいね!
また、もしダイブマスター以上のライセンスを取得してあるのであれば、例外的に資格欄に記入することができます。なぜならば、ダイブマスターを取得できるということは、それほどダイビングを突き詰めているということだからです。その事実が、何事にも打ち込めばきちんと結果を出せる人であることの大きな証明になりますので、あえて資格欄に記入してみてくださいね。
まとめ
ダイビングのライセンスは取得者のダイビングに関する知識・技能を証明するものであるため、基本的には履歴書の資格欄に記入することはできません。
しかし、提出先がダイビングのインストラクター募集など、ダイビングに関する事業を展開している企業の場合は、資格としてきちんと認められるので、積極的にアピールしてみてくださいね。
ダイビングは一般的には珍しい趣味です。例え資格欄に記載することができなかったとしても、ダイビング経験が豊富であることは大きなアピールポイントとなります。趣味・特技欄や自己PR欄などをうまく活用して、採用担当者の目を引く履歴書を完成させてくださいね。