こんにちは♪石垣島ダイビングライセンス取得専門カレッジ『モアナ』のユウマです(*^^*)
ダイビングのライセンス取得を調べていると、PADIやNAUI、SSIなどの名前を見たことがありませんか?
これがダイビングの指導団体なのです。
それでは、ダイビングの指導団体について、もう少し詳しく見ていきましょう。
お店によって加盟団体が違う
様々な指導団体がありますが、お店により加入している団体は異なります。
ライセンス講習のプログラムを修了すれば、そのお店が加盟している指導団体のCカードが発行されます。
Cカードは指導団体によりデザインは違いますが、
「この人はスキルを習得し、自己能力の範囲内で安全に潜水できます」
という証明は一緒です。
加盟している団体のカードしか発行できない
基本的には加盟している団体のカードしか発行できません。
NAUIのショップで、PADIのカードを発行してもらうことはできない、ということです。
それぞれの指導団体がどのような教育機関なのか、簡単にまとめましたので参考にしてみてください。
スキューバダイビングのCカードを発行している団体は、現在30団体以上ありますが主な指導団体を記載しております。
PADI(パディ)
1966年、軍隊式で任務遂行型のハードなものだったダイビング・トレーニングを根本から改革したのが、ジョン・クローニンとラルフ・エリクソン。
手軽に安心して楽しめ、段階的にレベルアップしていけるプログラムを創り上げました。
世界最大のダイビング・ネットワークで本部をアメリカ・カリフォルニアに置き、日本をはじめ世界に7カ所のエリアオフィスを配し世界180カ国以上、13万5千人以上のインストラクターが所属しています。
登録されているショップだけでも、世界中で6000以上のPADIダイビングショップがあります。
日本でもCカードの発行数はシェアNo.1(国内だと70%のシェア)ですし、世界でも60%以上のシェアを誇っています。
30秒に一人、世界のどこかでPADI教育をスタートさせている人がいるというから驚きですね!
PADIは名実ともに世界最大のスクーバ・ダイビング教育機関です。
企業的、商業的と言われるPADIですが継続教育を浸透させ、ダイビングを一般的なレジャーとして世間に知らしめたのもPADIです。
NAUI(ナウイ)
2018年で58周年を迎えたNAUI。
歴史はPADIよりも古く、1960年にアメリカでダイビングインストラクターコースを開催し、世界で初めてのスクーバダイビングの指導員組織が誕生したのをきっかけにはじまったNAUI。
NAUIとは、National Association of Underwater Instructorsの略で誕生以来、「最愛の人を任せられる信頼」「教育を通じた安全なダイビングの実践」を信念とし、質の高いインストラクターやリーダーを育成し、世界で最も信頼されるダイビング指導団体として広く認められています。
アメリカをはじめアジア諸国、ヨーロッパ、南米、中東、南アフリカ、などを中心に世界中でNAUIインストラクターが活躍しています。
それぞれのお客様に合わせた柔軟なプログラムを組めることが特徴です。
SSI(エスエスアイ)
設立は1970年アメリカです。本国でのCカードシェアはPADIに次ぐ2番目です。
SSIは少し特殊で、「SSIと提携できるのは事業者(ダイビングショップ)のみ」としています。
これはSSIのインストラクターは全員、他団体の登録ショップ等で働くことは出来ないという事です。
PADIやNAUIでは、そういった規定はなく、業界では珍しいものと言えます。
しかし、それだけ自信をもってプログラムを提供している事になりますよね。
SSIは「繰り返しによる快適さ」に重きを置き、独特のプログラム・トレーニング法を採用しています。
CMAS(クマス)
1959年にフランスで設立され、CMASはフランス語で「世界水中連盟」という意味の略です。
世界118カ国が加盟する国際機関で、水中活動の国連ともいうべき非政府の組織です。
日本ではJCIAが代表組織になっております。
そのJCIAに日本生まれの指導団体(JEFFやSTARS)が加盟し、CMASの活動目的に沿ったトレーニングを行っています。
BSAC(ビーエスエーシー/ビーサック)
1953年、イギリスのロンドンで設立されました。
2014年5月10日に前任のチャールズ皇太子が退任され、ご子息であるウィリアム王子が新たにBSACの総裁に就任されました。
日本ではスポーツクラブやスポーツ系の専門学校等と提携して拡大をしています。
基本理念は「Safety first = 安全が全てに渡って優先する」でロゴマークは海の守り神ネプチューン。
安全というキーワードに強い思いが感じられますね。
まとめ
いかがでしたか?今回は主な指導団体をご紹介しましたが、ここでアドバイスを一つ。
当店もPADIのライセンスカードを発行していますが、「特に希望がない・迷っている」などでしたら、PADIのライセンスを強くおすすめします。
世界のシェアが60%以上ある、ということは、やはりそれだけの理由があり、ダイビング業界のブランドだと思います。
ぜひライセンスを取得する時は、PADIのショップを選んでみてくださいね♪