ダイビングインストラクターの出会い・恋愛事情|現役プロが本音で解説

ダイビングインストラクターは、人との出会いが多い仕事なのでしょうか。
海やリゾート地で働く姿を見て、
「異性との出会いも多そう」
「お客様と恋愛に発展することはある?」
「ダイビングインストラクターを好きになってしまった」
と気になっている方もいるかもしれません。
結論からお伝えすると、ダイビングインストラクターは、さまざまな人と知り合う機会が多い仕事です。実際に、仕事を通じて交際や結婚につながるケースもあります。
ただし、人との出会いが多いことと、恋愛が多いことは同じではありません。
この記事では、石垣島でダイビングスクールを運営し、インストラクター育成に携わる立場から、ダイビングインストラクターの出会いや恋愛、結婚の実情についてお話しします。
この記事を書いた人
松谷勇馬
MOANAダイビングカレッジ石垣島 代表
松谷勇馬 PADI Course DirectorPADI Course Directorの松谷です。石垣島でPADIインストラクター開発コースを開催し、主にインストラクター育成を担当しています。
ダイビングインストラクターは出会いが多い?
ダイビングインストラクターは、一般的な仕事と比べても、人との出会いが多い仕事だと思います。
毎日の仕事を通じて、
・ダイビングを体験するお客様
・ライセンス講習を受ける受講生
・FUNダイビングへ参加するダイバー
・一緒に働くスタッフ
・他店のインストラクターや船長
・研修や試験で出会う同業者
など、さまざまな地域や年代の人と知り合います。
私自身もダイビング業界で長く働いていますが、この仕事をしていなければ出会わなかったであろう人が全国にたくさんいます。
恋愛に限らず、友人、仕事仲間、人生の先輩など、人とのつながりが広がりやすいことは、ダイビングインストラクターという仕事の魅力の一つです。
お客様と長い時間を一緒に過ごす
ダイビングでは、海の中だけでなく、送迎、ボートでの移動、休憩、器材の準備、ログ付けなど、お客様と一緒に過ごす時間が長くなります。
初対面でも共通の話題があり、一緒に海へ潜るという特別な体験を共有するため、短い時間でも打ち解けやすい環境です。
ライセンス講習では、数日間にわたって同じ目標に取り組みます。最初は不安そうだった受講生が少しずつできるようになり、最後に一緒に認定を喜ぶこともあります。
このような時間を共有することで、一般的な接客業よりもお互いを身近に感じることはあると思います。
リゾート地では気持ちが開放的になりやすい
石垣島や沖縄、海外などのリゾート地では、お客様は日常を離れて旅行を楽しんでいます。
青い海や暖かい気候、きれいな景色の中で過ごしていると、自然と気持ちが明るくなり、普段より人と話しやすくなることもあります。
インストラクターは、重い器材を持ったり、水中で不安を感じている人を支えたり、楽しく過ごせるように会話を盛り上げたりします。
そのような姿が頼もしく見え、インストラクターに好意を持つ方がいるのも不思議ではありません。
出会いが多いからといって恋愛が多いとは限らない
ダイビングインストラクターは多くの人と接しますが、そのほとんどは仕事を通じた出会いです。
インストラクターが優しく声をかけたり、器材を持ったり、水中で手を差し伸べたりするのは、お客様に安全に楽しんでもらうためでもあります。
明るく会話をすることや、次回のダイビングへ誘うことも仕事の一部です。
海の中で助けてもらったり、慣れない環境で親切にしてもらったりすると、相手が普段以上に格好よく見えることもあるでしょう。
しかし、自分だけが特別に優しくされているとは限りません。
インストラクター側もお客様側も、まずは仕事上の関係であることを理解しておく必要があります。
ダイビングインストラクターとお客様の恋愛はある?


ダイビングインストラクターとお客様が、出会いをきっかけに交際したり、結婚したりするケースはあります。
ダイビングという共通の趣味があり、海が好きという価値観も近いため、自然に関係が深まることもあるでしょう。
そのため、お客様との恋愛自体を一律に否定することはできません。
ただし、インストラクターとお客様という関係には、気をつけなければならない点もあります。
まずはショップのルールを確認する
お客様との交際に関する考え方は、ダイビングショップによって異なります。
スタッフとお客様の交際を禁止しているショップもあれば、仕事に影響しない限り個人の判断に任せているショップもあります。
インストラクターとして働いている場合は、自分の判断だけで行動せず、勤務先のルールを確認することが必要です。
仕事上の立場を利用しない
インストラクターは、お客様の氏名や連絡先などの個人情報を業務上知ることがあります。
その情報を使って、個人的に連絡を取ることは避けなければなりません。
また、講習中やツアー中は、インストラクターがお客様の安全や認定に関わる立場です。相手が断りにくい状況で個人的な関係を求めることも適切ではありません。
恋愛に発展する可能性があったとしても、お互いの立場を尊重し、誠実に行動することが大切です。
安全管理やほかのお客様への対応を変えない
特定のお客様にばかり注意を向けたり、ほかのお客様への対応がおろそかになったりしてはいけません。
ダイビングインストラクターは、お客様の安全を守る仕事です。
海況、体調、経験、スキルを確認しながら、参加者全員へ公平に対応する必要があります。
ショップを経営する立場から見ると、スタッフの恋愛そのものよりも、それによって安全管理や接客、職場の人間関係に問題が起きないかが重要です。
仕事とプライベートを分けられないのであれば、インストラクターとしての信用も失ってしまいます。
ダイビングインストラクターが結婚して働く現実
ダイビングインストラクターが交際や結婚を考える場合は、華やかなイメージだけでなく、実際の働き方や生活にも目を向ける必要があります。
繁忙期は休みを合わせにくい
ダイビングショップは、ゴールデンウィーク、夏休み、連休など、一般の方が休みになる時期に忙しくなります。
土日や祝日が仕事になることも多く、会社員として働くパートナーとは休みが合いにくい場合があります。
特に夏の繁忙期は早朝から仕事が始まり、帰宅後も翌日の準備や予約対応が続くことがあります。
交際や結婚を続けるには、こうした働き方をお互いに理解することが大切です。
収入や生活拠点も考える必要がある
ダイビングインストラクターは、資格を取得した直後から高収入を得られる仕事ではありません。
勤務する地域やショップによって、給料、休日、社会保険、住宅補助、資格更新費用などの条件も異なります。
また、沖縄や離島、海外で働く場合は、移住や転職を伴うこともあります。
結婚や子育てを考えるのであれば、現在の収入だけでなく、将来どのように働くのか、どこで生活するのかまで話し合っておく必要があります。
ダイビングインストラクターの具体的な給料や生活については、以下の記事で詳しく解説しています。
海が好きという共通点は大きな魅力
現実的な問題はありますが、ダイビングや海が好きという共通の価値観は、交際や結婚において大きな魅力になります。
休日に一緒に潜ったり、旅行先を海のある場所から選んだり、ダイビングを通じて共通の友人ができたりすることもあります。
大切なのは、インストラクターという職業のイメージだけを見るのではなく、一人の人間としてお互いの価値観や生活を理解することです。
ダイビングインストラクターを好きになったら
ダイビングインストラクターを好きになること自体は、決しておかしなことではありません。
海の中で頼りになる姿や、明るく接してくれる姿に魅力を感じるのは自然なことだと思います。
ただし、インストラクターは仕事として接していることを忘れないようにしましょう。



優しくされたことや、次のダイビングへ誘われたことだけで、相手も同じ気持ちだと判断するのは早いかもしれません。
気持ちを伝える場合も、講習中や仕事の妨げになるタイミングは避け、相手の立場や勤務先への影響に配慮することが大切です。
そして、相手が同じ気持ちではなかった場合は、その意思を尊重しましょう。
恋愛の結果によって、好きだったダイビングまで嫌いになってしまうのは、とても残念なことです。まずは海やダイビングを楽しむ気持ちを大切にしてください。
出会いだけを目的にインストラクターを目指すのはおすすめしない
ダイビングインストラクターになれば、多くの人と出会える可能性はあります。
しかし、出会いや恋愛だけを目的に目指す仕事ではありません。
インストラクターには、
などが求められます。
Course Directorとして候補生を見ていると、インストラクターを目指す理由は人それぞれですが、長く活躍する方に共通しているのは、海が好きなことに加えて、人に教えることや喜んでもらうことを大切にしている点です。
人との出会いは、この仕事を真剣に続けていく中で得られる魅力の一つと考えるのがよいですね。
ダイビングインストラクターの出会い・恋愛まとめ
ダイビングインストラクターは、お客様や同業者など、さまざまな人と知り合う機会が多い仕事です。
仕事を通じた出会いから、交際や結婚につながることもあります。
一方で、お客様との恋愛では、勤務先のルール、仕事上の立場、安全管理、ほかのお客様への公平な対応を忘れてはいけません。
出会いの多さだけでなく、仕事の責任や実際の生活まで理解したうえで、ダイビングインストラクターという仕事を考えることが大切です。
仕事内容、なり方、給料、将来性について知りたい方は、以下の総合記事も参考にしてください。
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まだ資格取得を決めていない段階でも問題ありません。現在の資格や経験本数、希望する働き方を伺いながら、インストラクターになるまでの道のりをご案内します。


