これからダイビングライセンスを取得したいと考えているあなたは、ダイビングの指導団体が複数あることを、ご存知ですか?ダイビングライセンスとは、ダイビングに必要な知識やスキルを証明するもので、正式にはCカードと呼ばれます。Cカードは世界中にたくさんある指導団体が発行しています。
国内・海外ともに有名な指導団体にはPADI(パディ)、CMAS(クマス)、SDI(エスディーアイ)、NAUI(ナウイ)、SSI(エスエスアイ)、BSAC(ビーエスアーシー)などがあります。予約をしようとしたときに、「あれ?こっちはPADI、こっちはNAUI」何が違うのだろう?どっちがいいのだろう?と思ったことはありませんか?
今回は、複数あるダイビング指導団体の中で、おすすめを1つ、理由も含めて紹介していきたいと思います。
この記事を書いたプロフェッショナル
- PADIダイビングインストラクター
- 看護師
- 潜水士
結論:おすすめは世界シェアNo1のPADI
PADIは、世界シェアNo1のダイビング指導団体です。PADIは1966年にアメリカで設立され、現在では世界180ヶ国以上、約6,600以上のダイブセンター/ダイブリゾートと提携しています。PADI認定ダイバーは2800万人以上と、世界で発行されるCカードの約6割がPADI発行のものといわれており、PADIは世界最大級の規模と信頼度を誇っています。
つまり、PADIのCカードがあれば、海外でもほとんどの国でダイビングが楽しめるということです。海外にしかない魅力的なダイビングスポットも自由に探検できます。また、現地で器材やタンクをレンタルしたり、ガイドやインストラクターを雇ったりする際にも、PADIのCカードは高い信頼性を持っています。
これまでに、海外で潜る機会も多くありましたが、どこに行ってもPADIのショップは必ずありました!世界シェアNo1 ということが納得できます。
ダイビングライセンスはPADIをおすすめする3つの理由
PADIのCカードを取得するメリットはたくさんありますが、ここでは3つのポイントにしぼって紹介していきたいと思います。それでは早速、みていきましょう!
1、 PADIならではの教育システム
世界中の6割以上のシェアを占める世界最大のダイビング教育機関PADIは、お客様が「安全に」「楽しく」ダイビングができるよう指導心理学を応用した教育プログラムと、お客様向けだけでなくインストラクター向けにも充実した教材を独自に開発していることです。ダイバー教育やプロレベル、ショップ規準などの8つのジャンルにおいて、国際標準化機構(ISO)の国際規格に適合していることが認めらています。
また、お客様にプログラムを提供するインストラクターも一人の”人間”ということで、「教え忘れ」や「確認のし忘れ」といったヒューマンエラーがないよう、PADIプログラムでは、そさまざまな工夫がされています。
2、 楽しみながら学べる
PADIは世界中のより多くの人たちにダイビングを教えて、その素晴らしさと楽しさを知ってもらうことをミッションに掲げています。そのため、PADIのコースは「楽しむ」「学ぶ」「磨く」がコンセプトです。初心者から上級者まで幅広いレベルに対応しており、あらゆるニーズに応えるプログラムが用意されています。
PADIでは、学科(座学)やプール(限定水域)講習で基本的な知識やスキルを身につけたあと、海洋実習で実際に海に潜って学びます。海洋実習では、インストラクターから指示された課題をこなすだけでなく、自分で計画や判断をしながらダイビングを楽しむことも組み込まれています。また、学科はeラーニングも用意されているため、自分のペースで修了できることも魅力です。
3、 IOS認定の品質
PADIの指導カリキュラムはISO(国際標準化機構)の認定を受けており、その品質の高さも大きな特徴です。ISOは国際的に認められた品質管理やサービス水準などの基準を定めており、PADIはその基準に沿った教育システムを提供しています。
ISO認定を受けていることは、PADIのCカードが国際的に信頼されていることの証でもあります。また、ISO認定を受けている他団体のCカードとも互換性があるため、PADI以外の団体からCカードを取得した人も、PADIのコースに参加することができます。
以上がPADIをおすすめな理由です。指導団体の選択に迷ったとき、PADIは世界中で通用するCカードとして最適な選択肢だと言えます。
ライセンスは、自分が指導を受けた証です。PADI以外の団体にも、それぞれの特徴やメリットがあります。最終的には自分が納得できる選択が大切です!
ダイビングライセンス:PADIの特徴
PADIはインストラクション現場の安全確立のために、トレーニング規準の遵守や教育効果の高い教材と知識開発、必要なスキルを、お客様と一緒に習得の度合いを確認します。また、書式によるリスクマネージメントやコース評価アンケート、講習の質や安全性を維持するクオリティ・マネージメント、万が一の事態に備えた保険制度など、さまざまな体制が整っています。
PADIならではの活動
PADIは、ダイビングを通して水中環境保護プロジェクトAWARE(アウェア)の推進も行なっており、海洋ゴミや珊瑚保全などの活動を世界中の多くのPADIメンバーと共に幅広く展開しています。その他、PADIは企業や地元漁師、地元PADIメンバーと協力し、廃漁網の回収とリサイクルプロジェクトを進めており、海洋プラスチックごみの問題解決に向けての活動もしています。
このように、PADIの活動は幅広く、ダイビングを通して、いろいろな活動に参加できます。プログラムが充実していることはもちろん、活動の幅が広いため、どんなダイバーになりたいかを考えることができ、ダイバーとしての視野を広げてくれることもPADIの魅力です。
まとめ
今回の記事はでは、おすすめを1つ紹介するよ!ということで、PADIを紹介させて頂きました。ダイビングポイントは世界中にあり、ダイバーであれば、世界中にいってみたい海があるはずです。これからダイビングを始める人も、きっと同じことを思うときが来ると思います。世界中のダイビングポイントを安心して楽しんでもらうためにも、世界シェアNo1のPADIでライセンスを取得しておくことは、おすすめです。