PADIエマージェンシーオキシジェンプロバイダーとは、PADIスペシャルティの一つで、酸素供給方法を習得し、ダイビングの緊急事態で事故者に酸素供給対応ができるようになります。
減圧症をはじめ、ダイビング現場で酸素供給が必要とされる緊急事態が起こる可能性は、いつでもあります。もしもの時に備えて一人でも多くのダイバーに、ぜひ習得して頂きたいスキルです。
エマージェンシーオキシジェンプロバイダーの内容
エマージェンシーオキシジェンプロバイダーを受講するメリット
エマージェンシーオキシジェンプロバイダーの参加条件
PADIエマージェンシーオキシジェンプロバイダーは
緊急時に役立つスペシャルティ
ダイビング事故のトラブル時は酸素が有効です。レスキューダイバーを目指している人は、ぜひチャレンジしてみてください!
ダイビング時に酸素供給が必要な代表的な例として減圧症がありますが、減圧症以外にも緊急時には酸素供給が必要とされることがあります。原因に関わらず、必要なときに適切な酸素供給をすることは重要です。正しい知識と技術を習得し、緊急時に落ち着いて対応できるようにしておきましょう。
PADIエマージェンシーオキシジェン
プロバイダーで学ぶ内容
実際の酸素供給システムを使用して、酸素ボンベの取り扱い、マスクの装着方法、マスクの種類・適切なマスクの選択などを学びます。
酸素供給などと聞くと、はじめは難しく感じるかもしれませんが、きちんと学べば必ず習得できます。気軽に受講してみてくださいね!
緊急事態では誰もが冷静さを失い焦り、何をしたらいいのかわからないといった状況になることが普通だと思います。そんな時に冷静に対応ができるのは、やはり正しい知識と技術があるからこそです。必須スキルではありませんが、一人でも多くのダイバーが習得し、お互い助け合える環境でダイビングができるといいですね。
PADIエマージェンシーオキシジェンプロバイダーは
こんな人におすすめ
こちらのコースは緊急時の対応ができるようになりたい、人助けに貢献したいという人に、おすすめのスペシャルティです。
- 緊急用酸素システムのセッティング、取り外し、収納
- 呼吸しているダイバーに対するノンリブリーザー・マスクの使用
- 呼吸しているダイバーに対するデマンド式給気バルブの使用
- 呼吸していないダイバーに対するレスキュー・ブリージング・マスクの使用
・緊急時の対応ができるようになりたい
・人助けに貢献したい
・人助けのスキルとして習得しておきたい
実際に酸素供給を実施するというこは滅多にあることではないと思います。だからこそスキルを習得し、いざという時に備えておくことが大切です。EFRやレスキュー講習と合わせて受講すると、より理解が深まると思います。
PADIエマージェンシーオキシジェンプロバイダー
概要・参加条件
参加前条件 | ダイバー及びダイビング関係者で、達成条件を満たせれば誰でも |
年齢 | 特になし |
講習内容 | レクチャー&実習(スキル練習)※ |
※こちらのコースを受講すると、レスキューダイバーコースの「レスキュー練習9 – 圧力関連事故のファーストエイドと酸素供給」がクレジットされます。
PADIマスタースクーバダイバー(MSD)を目指そう!
PADIマスタースクーバダイバー(MSD)はレジャーダイバーの最高峰ランクです。さまざまな経験を積んだ証でもあり、遊びの達人でもあります。
- 経験本数50本
- レスキューダイバー取得
- スペシャルティ5種以上取得
MSDは講習があるわけではなく、この条件を満たせば認定が可能です。ライセンスカードもプロレベルと同じブラックカードとなります。