【素人が解説】ダイビングライセンス取得は難しい？初心者こそ綺麗な海を選ぶべき！

ダイビングライセンスの取得は、実際難しいのでしょうか？運動や水泳が苦手な人にとっては、海の中で息をするだなんて…未知の世界ですよね。今回は、「ダイビングライセンス取得って難しそう…」と思っている人向けの記事となります。

こんにちは、福岡在住のモン吉と申します。2021年の夏にダイビングライセンスを取得しました。

MOANAダイビングカレッジ石垣島さんがダイビング体験談の記事を募集していたので、今回応募した次第です。私の経験が、皆さんの参考になればと思います。

さて、ダイビングライセンス取得前に、私も皆さんと同様で色々と調べまくりました。ダイビングライセンスにはいくつかのレベルがありますが、オープンウォーターと呼ばれる初級ライセンスはそれほど難しいわけではありません。（私はPADIのダイビングスクールを選びました）

ご存知かと思いますが、オープンウォーターダイバーコースでは、水中や水面で安全に活動するためのスキルを身につけます。もっと強い言葉で申し上げますと「生きて帰るための練習」です。オンラインの動画やDVDを使って、学科講習を8時間程度行った上で、プールや浅い海で40種類ほどある基本的な技術やダイビング器材の使い方を練習していきます。

いきなり水中で練習するわけではなく、まずは立ち上がれるぐらいの浅場で練習し、3m〜5mぐらいの深さで練習するという流れです。その後、実践として海洋実習を行い、スキルのブラッシュアップをしていきます。

初級ライセンスは、10歳以上なら取得可能です。国家試験のように合格率が低いとか難しいことはなく、実習に真面目に取り組めば高い確率で取得できるでしょう。この辺りは皆さんの方が調べるのも上手だと思いますので、色々とチェックしてみて下さい。

お恥ずかしい話、実は私、1度挫折しておりまして…

この日はとても海が濁っていたようで、2mも離れるとインストラクターの方が見えないという状況でした。普段海にはたまに行きますし、シュノーケリング等で慣れているのですが、視界が悪いということに強くストレスを感じてしまい、恐怖心が出てしまったんですね。そしてこの日は波酔いもあり、リタイアしてしまいました。

4日程度のお休みが取れる人は、東京や大阪、名古屋でダイビングライセンスを取得するよりも、沖縄や石垣島・宮古島へ行って取得することをおすすめします。

その理由は2つありまして、1つ目は、みなさんご存知の通り今の時代、飛行機がかなり安いからですね。

私が住んでいる福岡もPeachが出ていますし（セールで2980円〜というのもありました！）、ANAやJALも早めにチケットを押さえればかなり安いです。有給+土日を利用して、気軽に南国リゾートに行くことが出来るなんて本当に良い時代になりました。余った時間で、慶良間諸島などの離島巡りだってできますよ。

海の透明度がきれいなら、遠くまで視界が開けるので周囲の様子が分かりますし、沖縄や石垣島・宮古島のような南国なら、かわいい海の生物と遭遇できるチャンスがあります。

そして水が濁っている海では、私のように恐怖心が高まってしまうという理由もあります。水が濁っていると視界が悪く、初心者にとっては周囲の状況を把握しづらいものです。しかも、濁っていることによって海全体が暗く感じられ、それが怖いという気持ちに拍車をかけてしまいます。

ダイビングライセンス取得の際に恐怖体験をしてしまうと、その後のダイビングライフに積極的になれないかもしれません。やはり、最初はポジティブかつ楽しく始めるという意味でも、水がきれいな沖縄や石垣島での取得がオススメです。

結局私は地元で取得しました。

透明度は残念でしたが、ダイビングライセンスのスクール（専門店）だったので、インストラクターの方が非常に良かったのが唯一の救いだったんです。もちろん接客もですが、ダイビング用語を私のような初心者にもわかりやすく教えてくれて、ひとつひとつのスキルを完璧にできるまで、待ってくれました。

ダイビングライセンスを取得するなら、講習を専門に実施しているダイビングスクールがおすすめです。講習経験が豊かという点に加え、初心者にも分かりやすく説明することに慣れている講習専門店でなら、不安を解消しながらダイビングライセンス取得ができそうです。

講習専門店の中には少人数制を徹底している所や、1人での参加者大歓迎の所もたくさんあります。そうした所を選べば、より大きな安心感が得られるのではないでしょうか。

皆さんは、どうせ取得するなら、気分も上がる南国リゾートで取って下さいね。いつも食べているお魚より（それはそれで楽しいのですが）キラキラの熱帯魚のほうがテンションも上がります。ライセンスを取ったあとは地元の海で楽しむのも良いですね。

ぜひ素晴らしいダイビングライフを！